青のキセキ

「遥菜、俺とシたくないの?」

痛みと恐怖で蹲る私を覗き込む。





「ち..違...。あ..赤ちゃんに...何かあった..ら..と、思って...」


彼の刺すような目つきに脅えながら、声にならない声で答える。




「..........やっぱり、邪魔だね」


彼は、そう呟きながら冷めた目で私を見下ろし、再び足を上げた。




「や、やめ....!!」


足で頭をぐりぐりと床に押し付けられる。