「何?石川がどうかしたのか?」
翔さんの言葉に、私の酔いは一気に覚めた。
翔さんに聞き返す課長の横で、私は顔面蒼白になってたに違いない。
翔さんがどういう意図でそんなことを言い出したのかわからないが、心の中で余計なことを言わないでと祈る気持ちしかなかった。
「暴力とか振るうヤツじゃないよな?」
「は?暴力?」
思わず翔さんの顔を見る。
翔さんの横で、久香が首を横に振っている。
何も言うな、ということ?
「何でそんなこと聞く?」
私の横で課長が怪訝な表情を翔さんに向けていた。
「遥菜ちゃんを任せられる男かどうか知りたくて」
さらっと言う翔さん。
なんてことを言うんですか~!!!
「美空を任…せられる……?」
眉をひそめる課長。
「ああ。今日、石川ってヤツが遥菜ちゃんに告白したんだ。お前から見て、どんなヤツか知りたくてさ」
斜め向かいの席で、私が目で『もうやめて』と合図してるにも関わらず、知らんぷりで課長と話す翔さん。
「…………」
課長が黙りこむ。
「おい大和、聞いてんのか?」
「あ、あぁ。悪い。ちょっと酔ったみたいだ」
掌を額に当てながら課長が言った。
「で、どうなんだ?」
「な…何が?」
「その石川ってヤツだよ」
「あ、あぁ。仕事態度も真面目だし、悪いヤツじゃない……」
翔さんが課長の返事に対して『ふ~ん』と相槌を打ったのを最後に、部屋の中が静まり返る。
「海堂さんはどう思います?遥菜と石川さんが付き合うことに賛成ですか?」
突然の久香の発言。
「ちょ…ちょっとやめてよ」
堪えきれなくなって口を挟む。
「俺は…」
久香の問いかけに課長が何か言おうとしたが、課長の口は閉じたまま。
翔さんの言葉に、私の酔いは一気に覚めた。
翔さんに聞き返す課長の横で、私は顔面蒼白になってたに違いない。
翔さんがどういう意図でそんなことを言い出したのかわからないが、心の中で余計なことを言わないでと祈る気持ちしかなかった。
「暴力とか振るうヤツじゃないよな?」
「は?暴力?」
思わず翔さんの顔を見る。
翔さんの横で、久香が首を横に振っている。
何も言うな、ということ?
「何でそんなこと聞く?」
私の横で課長が怪訝な表情を翔さんに向けていた。
「遥菜ちゃんを任せられる男かどうか知りたくて」
さらっと言う翔さん。
なんてことを言うんですか~!!!
「美空を任…せられる……?」
眉をひそめる課長。
「ああ。今日、石川ってヤツが遥菜ちゃんに告白したんだ。お前から見て、どんなヤツか知りたくてさ」
斜め向かいの席で、私が目で『もうやめて』と合図してるにも関わらず、知らんぷりで課長と話す翔さん。
「…………」
課長が黙りこむ。
「おい大和、聞いてんのか?」
「あ、あぁ。悪い。ちょっと酔ったみたいだ」
掌を額に当てながら課長が言った。
「で、どうなんだ?」
「な…何が?」
「その石川ってヤツだよ」
「あ、あぁ。仕事態度も真面目だし、悪いヤツじゃない……」
翔さんが課長の返事に対して『ふ~ん』と相槌を打ったのを最後に、部屋の中が静まり返る。
「海堂さんはどう思います?遥菜と石川さんが付き合うことに賛成ですか?」
突然の久香の発言。
「ちょ…ちょっとやめてよ」
堪えきれなくなって口を挟む。
「俺は…」
久香の問いかけに課長が何か言おうとしたが、課長の口は閉じたまま。
