青のキセキ

胸が苦しい。

呼吸の速度が加速。






落ち着け。
大丈夫。
大丈夫。





必死で自分に言い聞かせる。






胸に手を当てて、呼吸を整えようとする。






「美空!大丈夫か?」


背後に聞こえた、課長の声。


「どうした?」



外から戻ってきたばかりの課長が、私の元へ来てくれた。





「は...い。だ...いじょう...ぶ...です」




震える声で返事をする。






石川さんが心配そうに私の様子を伺っている。





「医務室に連れて行く。美空、歩けるか?」


課長が鞄を石川さんに渡し、私の元へ再び駆け寄った。




「は....い」


歩こうと、1歩足を前に出した瞬間よろめく。



「美空!」




課長に支えられる私の身体。