初恋草




「…あたしが、その………を着けようと着けまいとあんたにはホントに関係ないよね?

それに…あたし胸小さいから意味ないし」







そう言うと、斎藤は案外簡単に引き下がってくれた。


良かった……。







でも斎藤は、ボソリと何かをつぶやいていたのをあたしは知らない。























「……ここまで強情なら、強行手段だな………」