「そっそういえばさっ、アンタ彼女いんのに何でこっち来たのっ?」 …死にたい。 何であたし、地雷踏むような…… 恐る恐る斎藤の顔を見ると、キョトンとした顔に変わった。 「は?彼女?」 「…え?」 何でそこで、キョトンとするの? 「だ、だってアンタこの前空港で……キ、キスして…」