初恋草





ふと、周りの男子の顔を見る。




すると………




「………………///」



案の定真っ赤にしていた。





チッ……胸くそ悪ぃ……。




一気に不機嫌モードに入った俺は、あとで華純をお仕置きしようと考えていた。


すると、また耳に入る男子の声……。



「なぁ……今の聞いたか?」


「うん…。今の声……真島だよな…?」


「ああ……」


クソ……聞いてんじゃねーよ…。



やっぱ、お仕置きだな。



華純へのお仕置きの内容を考えていると、また女湯の方から声が聞こえた。



しかし、それは華純の墓穴の掘った声ではなく、俺達男子に対する言葉だった。