慌てて後ろを振り返ると、こっちに向かってダッシュで走る男。 「はぁ……なんで修学旅行にまで…」 あたしはため息をつきながら、目の前を走り去ろうとする男の足下に、自分の足を出した。 《……!!?》 男は、いきなり現れたあたしの足に驚いて、もろ引っかかった。