bluemoon‐狂愛‐





近付かないで…。

「しろ…と…っ」


涙が止まらない。

何で?先輩の愛が重いって思ってたのに。










「嗚呼、何て可愛いんだ…俺の月」


先輩が夏樹を振り払うと私の所に歩いてくる。


夏樹は驚きを隠せないようだ。


「ちょ!白斗先輩!」