「……嫌です」


私は拒む。

だってここ、学校だよ?


「…月。ヤダ。キスして。じゃないと俺…」


もう…何でそんな傷ついたような顔…。
するしか無いじゃん。

私は先輩の頬に軽く唇を当てる。