「俺が好きなのは蒼木さん。御免ね」


夏樹の方を見て先輩は衝撃的な発言をした。



夏樹の顔は一気に歪み泣き出した。


「夏…樹」


触れようと近づいたら


「触んないで!!」

夏樹はそう言い放つと図書室から出て行ってしまった。