「白斗先輩聞いてたなら丁度いいですう」


夏樹がさっきとは違い、いきなり甘々しい声を出した。


「夏樹とー、月どっちがいいですかあ?」


「ちょっ夏樹!」



夏樹の口を塞ごうとしたけど遅かった。