bluemoon‐狂愛‐




「えーと今日も手続きお願いね?蒼木さん」


先輩は私に本を渡す。

bluemoon 三巻。


先輩の本を受け取り手続きするのが日課になりつつある。

それが少し嬉しかったり…。




「白斗先輩、bluemoonって面白いですかあ??」


夏樹は上目遣いで先輩に問い掛ける。



私もそれ聞こうとしたから丁度いいかも。