「先輩、次は何借りるんですか?」


私は興味から聞いた。

四冊も被るんだから先輩と私の趣味似てるかもしれないし。

先輩が読む本読んでみたい。



「そうだねー、bluemoon…っていうの借りるよ」


先輩はその「bluemoon」を手に持ち、私に渡す。



「手続きお願いね」

と微笑みながら。