「ただいまから、
学校祭文化の部、午後の部を始めます。
初めにブラスバンド部の皆さんによる
演奏です。
ブラスバンド部の皆さん、
お願いします。」

と、生徒会役員の司会が言った。

部長である、荒井先輩が
曲目を説明していく。

説明が終わると、
宇佐美先生が指揮棒を振る。

私たちが奏でるメロディは
体育館いっぱいに広がり、
一瞬のうちに消えて行った。

吹きながら付けている振り付けも
うまくいった。