「美亜ー!!ぉはぁ♪」

「ぉはょーさぁん♪」

『ぉお!あゆと美姫じゃんっ♪ぉはよんっ』

美姫は中学になって始めてできた友達。
クラスが一緒で
最近は、この3人で一緒にいる。

『んねー!今日、リコーダーのテストー。』

私、本当リコーダー
苦手で…

「うち、完璧だしッ!」

『は?まぢかー。ッてあゆが?』

「酷ッッ!これでも、得意なんだからね!」

何て愛結美に言われても説得力がない。

『はいはい。』

「って信じてないでしょー」

「『もっちろーん。』」

「美姫までー!皆酷っ」

『ぷ、美姫ナイス!』

「いぇーい」

パンッ

と、ここで恒例のハイタッチ!
恒例なのかは分かんないけど、何かあったらすぐハイタッチするのよ、私達って。


「「「「「みあゆみきー」」」」」
と、呼ばれた。
この声は…

『ぉっはょん♪
朝から皆さんお揃いで!』

みあゆみき、ってのは
順番に、
美亜、愛結美、美姫を
繋げて言った言葉。

最初は何て言ったか分かんなかったけど、今では
一斉に3人とも呼ぶときは皆からこうやって呼ばれてる。


んで、さっき私達を呼んだ子達は

悠梨奈、玲美、真穂、世梨花、の4人。

私達の中では、この4人と
私達3人の合わせて7人が
メッチャ仲が良い。

休み時間とかは、
よく、7人でいる。