「鈴村、大丈夫か?」 先生だった。多分、バス酔いの心配をしてくれてるのだろう。 「大丈夫です。ありがとうございます」 私は微笑んでその場を後にした。 そういえば…さっき、先生は私を"姫"って言わなかったな。 姫って言われ慣れたからなのか、なんだか寂しい気持ちがある。 「変なの…。」 ボサッと部屋に荷物を置くと、ベッドに倒れ込んだ。