は つ こ い



しぃちゃんに手を握られたまま
いつの間にか掲示板の前に
私たちは立っていた。



「莉音、準備はいい?」


クラス見るだけに
どんな準備するんだろう?笑


「う、うん!」


とりあえず返事する。





それから私たちは
自分の名前を探した。







「「あったーー!!」」




丁度声が重なった。