政康くんと別れて、繁華街を歩く。 あれ…? あれって… 「ダイゴさ…。」 私は、ダイゴさんを呼ぶのをやめた。 だって、婚約者と一緒にいるんだもん。 私は、見なかった振りをしてその場から離れた。 ダイゴさんを好きになるのはやっぱりやめた方がいいんだ。 そう思ってしまった。