夜になるとダイゴさんは本当に迎えにきた。 「早く乗れよ。」 「うん…。」 私は、ダイゴさんの車に乗る。 「絢音さんとか…。 いいの?」 「絢音は関係ない。 俺は結婚しないって言ってる。 絢音の親のグループと合併しなくても俺らはやっていけるし。」 「そっか…。」 「てか、今日は…。 今日だけでいいから。 彼氏だと思え。」