「私には、政康くんがいます。 」 そう言って、私はお金をテーブルに置いた。 どうして、私は、キッパリとダイゴさんのこと好きじゃないと言えなかったのだろうか? 急に、政康くんに会いたくなって、政康くんの会社に行く。 政康くんは、ビックリしてたけど笑って向かい入れてくれた。 「ちょうどよかった。 俺、梨花に話があったんだよね。」 「何?」 「俺ら。 別れようか。」