私は、声の方を見ると綺麗な女性がいた。 そして、ダイゴさんの腕を握る。 「私、ダイゴの婚約者の絢音です。 よろしくお願いします。」 絢音さんは、私たちに深々と頭を下げる。 この人が、ダイゴさんの婚約者…。 「梨花…さん。よね? ダイゴが専属執事してたんだって?」 「あっ…。 はい…。」 私は、戸惑いを隠せなかった。