「梨花さ。 今週の土曜日空いてる?」 「ちょっと待ってね。」 私は、スケジュール帳を見る。がら空きだ(笑) 「空いてるよ。 どうしたの?」 政康くんは、頭を少しかきながら私に近寄ってくる。 「なんかさ。 お偉いさんが集まるパーティーがあるさしくて。 それに招待されてさ。」 それに、私のどんな繋がりが…。 まだ、パパに言われるならまだしも…。