「いらないものは消えたらいいのよ。
全てね…。」









絢音さんは私に銃を向けた。






「絢音!」





「動いたらこいつをうつ!」






絢音さんは私に近づく。






「あんた
モカつくのよ。
私の初恋も奪って
ダイゴも奪って。」







「初恋…?」






「あんたは
記憶飛んでるかもしれないけどね…。
あの誘拐事件のショックで。」







「!?」







「…。」