私と彼とカレとワタシと










内規くんの言葉にぞっとした。










「レンくん!
逃げて!」





内規くんは
銃を取り出す。






「レンくん!」






「うるさい!」





内規くんは
銃を天井にうつ。







「レンくん。
君には死んでもらいたいねん。
南場には
俺と同じ思いさいたるねん。
大切な家族を失うことをな!」










私は周りを見渡す。
その時、
絢音さんが部屋にいなくなってることに気づいた。