私と彼とカレとワタシと










「あんたは
レンのおとりよ。
まぁ
それだけではないけど。」








絢音さんの持っている銃が光る。







「ダイゴがかなりお世話になっているようで…。」









「ダイゴが好きなのかな?
梨花ちゃんは。」







絢音さんが
ヒールの音を鳴らしながら近づく。







「答えなさい。」






銃を持って。








「…。」







私は絢音さんを睨む。