そふとべーす。

「きりーつ。れい」

いつものように、HRが終わる。
それと同時に鳴ったチャイム。

「未来。また明日ねっ!」
隣にいた未来の返事も聞かず、私は教室を飛び出した。

階段を飛ばしながら下り、廊下は静かに!の貼り紙が貼られているのを無視して全速力で走る。

昇降口が混む前にさっそうと走り抜け、自分が見つけた近道ルートを通り抜ける。



「はぁ…はぁ…。」

我ながら早くついた。
私が唯一輝ける場所。


私は深く息を吸い込み、そこに響くように言った。

「よろしくお願いしますっ!」

そう、そこは…

私の舞台、グラウンド。