わたしががんばっても。

「ぅ…ごめん。」

シュン…とすると、お姉ちゃんはクスクスと笑った。


「それでさっき叫んでたんだね。…でも叫んでたならアンタの頭ん中にもその答えがあったってコトでしょ?」


うぅ…。


「麻琴はいいな…。」


ボソッとお姉ちゃんがつぶやいた。

「え?なんて言った…?」

聞こえなかったので聞き返すとお姉ちゃんは


「まぁ、明日になれば分かるコトよ。じゃあね、明日がんばれ。おやすみ。」


そう言って出てってしまった。

「~もう寝よう!!」


そう言ってベッドにダイブして眼を閉じた。





ピリリリリ・・・


こーゆうときに限って、朝って来るのがはやい…。