「、、、お腹すいた」
行先もないのに勢いで走ってきてしまったゆなには食べ物もなければお金もない。
あたりはクリスマス一色。
ゆなの施設周りを少し歩くと賑やかな大通りだ。
夜だというのに人が絶えず歩いていて、手をつなぐカップルが目についてケッっと少しぐれてみる。
空を見上げればしとしとと白い雪が舞い降りていて、少し寂しそうに消えていく。
ゆなは大きな目を少しだけ細め、そのまま、、、閉じる。
顔に雪があたりひやりと冷たいが走ってきた体には気持ちよかった。
「お嬢ちゃん、一人?」
不意に肩をつかまれ驚きながら振り向く。
そこにいたのはゆなと同い年くらいのセーラー服を着た少女だった。
「はい、、、一人ですけど、お嬢ちゃんって?あなたも十分お嬢ちゃんじゃ、、、」
「おやおや失敬、そうだったね」
ははっと目を見開きながら口だけで笑っている。
ヒョウ柄のマフラーにま派手な化粧に派手なネイル。髪の色は茶髪にストレートロング。
どう見てもギャルだが、ギャルにしては渋い言葉遣いだった。
「それはそうと、なぜ1人なのです?あなたはもう17才じゃあないですか」
!?
「なんで知って、、、!?」
知り合い!?そんなはずはない、初めて見た子だ。
なぜそんなことを知っているのか。
「いえね、何でもないです、、、ただ」
「、、、ただ、、、?」
目を大きく開いたゆなの胸ぐらを少女は掴みぐいっと顔を近づける。
「気を付けてください、こんなところに一人じゃあ」
いつ何時、また闇に飲まれるかわからない
なにを言っているのか理解する前にゆなの腹部に鋭い痛みが走った。
全身の力が抜け、驚いた顔のまま固まっているゆなに怪しい笑みを浮かべる少女。
倒れる!そう思ったゆなの意思とは裏腹に反射的に地に足がつきザッと間一髪のところで体制を整える。
ゆなの体には根元までナイフが刺さっている。
「、、、!う、、、なんなの、、、あなた、なんでこんなこと、、、!!」
「なんで、、?私はあなたを助けるのですよ、もう一度あの楽園を造ってもらうために」
「楽園、、、」
「そうです!あの時の貴方は大変お美しかったですよ、ほら今のように体からたくさん血を流して妖艶な瞳で微笑む貴方は私たちインフェリオを救いました」
なにを言っているのか全くわからない、頭がおかしいのか、誰かと間違えているのか。
とにかく恨みを買うようなことは一切していないはず。
「あぁ、、、でも何かが足りないですね、、、もう少し、こう、、、ああ!ナイフが足りないのです!」
「は!?何いって、、、!」
ズドドドッ!!
きゃああああーーー!!
周りの人間も目の前に起きている出来事に混乱しているようだ。
しかし、ゆなが驚いたのは次から次へと少女の体から出てくるこのナイフだ。
「、、、ぐ、、、っ化け物、、、」
すると少女は驚いた顔をし
「あっはっはっはっ!!化け物!?」
動きを止め
「皆様!!大変お騒がせしましたが、救急車などはいりません!なんせここにいるのはナイフを体に何度も受け止めても倒れもしない、、、
化け物なのですから」
行先もないのに勢いで走ってきてしまったゆなには食べ物もなければお金もない。
あたりはクリスマス一色。
ゆなの施設周りを少し歩くと賑やかな大通りだ。
夜だというのに人が絶えず歩いていて、手をつなぐカップルが目についてケッっと少しぐれてみる。
空を見上げればしとしとと白い雪が舞い降りていて、少し寂しそうに消えていく。
ゆなは大きな目を少しだけ細め、そのまま、、、閉じる。
顔に雪があたりひやりと冷たいが走ってきた体には気持ちよかった。
「お嬢ちゃん、一人?」
不意に肩をつかまれ驚きながら振り向く。
そこにいたのはゆなと同い年くらいのセーラー服を着た少女だった。
「はい、、、一人ですけど、お嬢ちゃんって?あなたも十分お嬢ちゃんじゃ、、、」
「おやおや失敬、そうだったね」
ははっと目を見開きながら口だけで笑っている。
ヒョウ柄のマフラーにま派手な化粧に派手なネイル。髪の色は茶髪にストレートロング。
どう見てもギャルだが、ギャルにしては渋い言葉遣いだった。
「それはそうと、なぜ1人なのです?あなたはもう17才じゃあないですか」
!?
「なんで知って、、、!?」
知り合い!?そんなはずはない、初めて見た子だ。
なぜそんなことを知っているのか。
「いえね、何でもないです、、、ただ」
「、、、ただ、、、?」
目を大きく開いたゆなの胸ぐらを少女は掴みぐいっと顔を近づける。
「気を付けてください、こんなところに一人じゃあ」
いつ何時、また闇に飲まれるかわからない
なにを言っているのか理解する前にゆなの腹部に鋭い痛みが走った。
全身の力が抜け、驚いた顔のまま固まっているゆなに怪しい笑みを浮かべる少女。
倒れる!そう思ったゆなの意思とは裏腹に反射的に地に足がつきザッと間一髪のところで体制を整える。
ゆなの体には根元までナイフが刺さっている。
「、、、!う、、、なんなの、、、あなた、なんでこんなこと、、、!!」
「なんで、、?私はあなたを助けるのですよ、もう一度あの楽園を造ってもらうために」
「楽園、、、」
「そうです!あの時の貴方は大変お美しかったですよ、ほら今のように体からたくさん血を流して妖艶な瞳で微笑む貴方は私たちインフェリオを救いました」
なにを言っているのか全くわからない、頭がおかしいのか、誰かと間違えているのか。
とにかく恨みを買うようなことは一切していないはず。
「あぁ、、、でも何かが足りないですね、、、もう少し、こう、、、ああ!ナイフが足りないのです!」
「は!?何いって、、、!」
ズドドドッ!!
きゃああああーーー!!
周りの人間も目の前に起きている出来事に混乱しているようだ。
しかし、ゆなが驚いたのは次から次へと少女の体から出てくるこのナイフだ。
「、、、ぐ、、、っ化け物、、、」
すると少女は驚いた顔をし
「あっはっはっはっ!!化け物!?」
動きを止め
「皆様!!大変お騒がせしましたが、救急車などはいりません!なんせここにいるのはナイフを体に何度も受け止めても倒れもしない、、、
化け物なのですから」
