『『朝ですよー!!』』


琉風と日向の元気な声で起こされる

ゆっくり重いまぶたをあけると そこにはすやすやとまだ眠っている夢亜がいて

なんだかほっとした


『夢亜朝だよー…』


『まだ...寝るぅー…』


こんな小さなわがままでさえかわいいと思っちゃう俺←


俺ってブラコンなのかな?!.....それともホm...

いや、それはない。絶対にない。この場合は前者だ。そうと信じたい。


かわいいけど.....
このまま寝かしてあげたいけどぉ.....


学校がぁ!!!!!


『夢亜起きてっ 学校おくr....!!』


まだ寝ている夢亜の頬を伝う涙

『夢....亜..??』


なんで泣いてるの.....
夢亜??


俺は夢亜をさっきまで揺らしていた手を無意識で離していた

なんかわからないけど
怖かった

自分のせいで夢亜が泣いてるのかもしれないとおもうと


わかんないけど、怖かった


『と..ぁ....』



かすかに夢亜が俺の名前をよんだのが聞こえた


『....ひとりに..しな..でぇ...』


ねぇ、君はどんな夢をみているの

大丈夫だよ、絶対ひとりにしないから


夢亜こそひとりにしないでね







もう...俺夢亜起こせないじゃん
夢亜のばかぁ...