『近くにいたのに気づけなかった.....悔しい』
そういいながらまた奏くんが涙を流す
『ねぇ奏くん泣かないでよ』
夢亜が優しく奏くんに話しかける
奏『だってぇ.....っ』
空『そうだよ、奏太』
奏『叶亜〜』
子供のように泣きじゃくってさっきより強めに抱きついてくる奏くんと
かたっと立ち上がってポケットから何かをだす空ちゃん
空『ほんっと、三人とも泣きすぎ』
少し呆れた表情ではいっと小さな丸いものを手のひらにだした
『あっ.....』
飴....
空ちゃんの手のひらには2つの飴
空『叶亜は苺で夢亜はレモンね』
『.....ありがとう』
空『ほら奏太も』
奏『んっ!?』
奏くんには棒キャンディーを口に突っ込む空ちゃん
包み紙をあけるとピンク色の透き通った丸い飴
口にいれると苺の甘酸っぱい味が広がった
懐かしい.....
孤児院に入ってよく2人で泣いていたときに空ちゃんが
いつも笑顔でこの飴をくれたのを覚えてる
そういいながらまた奏くんが涙を流す
『ねぇ奏くん泣かないでよ』
夢亜が優しく奏くんに話しかける
奏『だってぇ.....っ』
空『そうだよ、奏太』
奏『叶亜〜』
子供のように泣きじゃくってさっきより強めに抱きついてくる奏くんと
かたっと立ち上がってポケットから何かをだす空ちゃん
空『ほんっと、三人とも泣きすぎ』
少し呆れた表情ではいっと小さな丸いものを手のひらにだした
『あっ.....』
飴....
空ちゃんの手のひらには2つの飴
空『叶亜は苺で夢亜はレモンね』
『.....ありがとう』
空『ほら奏太も』
奏『んっ!?』
奏くんには棒キャンディーを口に突っ込む空ちゃん
包み紙をあけるとピンク色の透き通った丸い飴
口にいれると苺の甘酸っぱい味が広がった
懐かしい.....
孤児院に入ってよく2人で泣いていたときに空ちゃんが
いつも笑顔でこの飴をくれたのを覚えてる
