叶亜side
*****
『叶亜ちゃん、いい子にしててね』
『はぁい、ママ早く帰ってきてね』
『.....うん。』
当時3歳だった俺が今でも覚えているママとの会話
これが最後の会話だった
ママが僕を捨てた日だ
それからママが帰ってくることはなくて
僕の前にあらわれたのは家へはあまり帰ってこなかったパパと
僕にそっくりな男の子
『叶亜、今日からパパと"夢亜"三人で暮らすんだよ』
パパの優しい笑顔で語りかける
ママはどこにいったの??
この子は僕なの??
僕っていらない子なの??
って
パパに問いかけても答えがかえってくることはなかった
それから一年後、こんどはパパがいなくなった
それから僕らは孤児院にはいった
信じれるのはお互いだけ
そんな暮らしがはじまった
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『叶亜ちゃん、いい子にしててね』
『はぁい、ママ早く帰ってきてね』
『.....うん。』
当時3歳だった俺が今でも覚えているママとの会話
これが最後の会話だった
ママが僕を捨てた日だ
それからママが帰ってくることはなくて
僕の前にあらわれたのは家へはあまり帰ってこなかったパパと
僕にそっくりな男の子
『叶亜、今日からパパと"夢亜"三人で暮らすんだよ』
パパの優しい笑顔で語りかける
ママはどこにいったの??
この子は僕なの??
僕っていらない子なの??
って
パパに問いかけても答えがかえってくることはなかった
それから一年後、こんどはパパがいなくなった
それから僕らは孤児院にはいった
信じれるのはお互いだけ
そんな暮らしがはじまった
