日向『ねぇ、ライちゃんっ』

月光『んー??』

琉風、日向『授業参観見にきて!!』


月光『授業参観!??』

海斗『俺もいきたーい』

流『いつあるの??』

琉風『来週の月曜日だよ』

華那『じゃあ俺は叶亜たちのにいこーかなぁー…』


『『だめっ!!!!!!』』


軽い気持ちで言った言葉を全力で否定された俺

えっそんなに俺にきてほしくないの??....


夢亜『いや、華那っちが嫌なんじゃなくて....』

叶亜『授業参観にきてほしくないの』

流『なんだ??苦手な強化か!?』
夢亜『なわけないでしょ』

叶亜『数学は得意だもん』

流『なんかあるのか??』

叶亜『.....何もないよ』

月光『.....親じゃないからか??』


『....!!!』


月光の一言でみんなの顔が険しくなる
それはそうだ俺たちはみんな親がいないのだから


夢亜叶亜『ちがうよ、そんなんじゃない....』

日向『じゃあ何...??』

夢亜『だから何もないっt....』

琉風『何もないわけないじゃない、そんな顔で...』

海斗『話してごらん??』


その言葉をきいてまた叶亜と夢亜の顔が曇る

何かがあるのは確実だ


月光『叶亜、夢亜....??』



『『お願いだからほっといてよ!! 関係ないでしょ、どうせ血のつながってない人間のことなんか』』



叶亜と夢亜が涙目になった目で訴える
その時の声は少し震えていたようで、明らかに何かで悩んでいたようだった


"血のつながってない人間"
その言葉にどんな想いがこめられているんだろうか...