「あっ……のっ………。はやかわっ……せんっ、ぱい……。」 俺の身体にすっぽりと収まったまま身動きをとらない麻衣ちゃんは愁願するように俺をを見上げる。 上目遣いでさらに、着ている白いティーシャツが透けている彼女によからぬ考えが頭を過る。 「ねぇ……誘ってんの…?」 そう言って麻衣ちゃんの身体のラインを手でなぞる。 その行動に彼女が怯えたように揺れる。 「……っ。」 何も話さない彼女は、目を強く閉じていた。