「ひぃいいいぃい!!!」
「稚春、暫く会わない内にどこか頭打っちゃったの?それで脳細胞が破壊されちゃった?大丈夫?」
「違うよ、あんたの笑顔が怖いんだよ!」
畜生。さらりと失礼なことを言いやがる。
仰向けに寝ていた状態からガバリと勢いよく起きてそう答えれば、
「そう、それなら良かった。でもあれだよね。稚春はもう、随分前から思考回路とか色々おかしいよね。」
もっと失礼なことを吐きやがった。なんだ、私が棗に何をしたって言うんだ。何か棗に攻撃されるようなことを私がしたって言うなら分かるけど何だ!何が気に食わんのだ!ダンダン!!!!
先程からの棗の容赦ない攻撃に我慢ならずに地団駄を踏む。すると、棗が意味ありげに あー。と呟いてから
「あれだよ。俺に苦労させたからだよ。」
地団駄を踏む私の振動で、揺れて崩れかけている机の上の束ねられた資料を手で押さえながら口にした。
「だからね、お仕置きと、寂しがっている男達へのささやかな贈り物だよ。」
そこで、ふと思い返す。あれ?私って元々はここに居なかったよな?ん?あれ?確かみどりに見送られて自分の部屋に戻ってる途中じゃなかったっけ?何で私ここに居るの?え……、も、もしかして!!!
「しししし、瞬間移動か!?」
「どーんんんんんん!!!」
「なんだなんだなんだ!?ご乱心か!棗さんご乱心なのかあああぁああ「俺はもう限界なんだよおおおぉおお!!!!!「ぎゃああああああああ!!!!」」

