eternalsnow

涼)ありがとうございます。治療にどのくらいかかりますか?



笹森)三ヶ月くらいかかるとおもいます。



涼)わかりました。明日は必要なもの持ってきますので、何か病院で必要なのあれば教えてください。



笹森)はい。スタッフにあとで病室にうかがわせますので、お父さんのところに行ってあげてください。



ー数時間後、涼の家に戻ってきた。疲れてたのか二人とも眠ってしまい、夕方に目が覚めた。


涼)風華、おはよう。眠れたか?



風華)うん。眠れたよ。来る前に大事な話があるのって言ったよね?



涼)ああ。聞かせてくれるか?



風華)涼といて、楽しかったことや辛かったこともあったけど、涼と出会えて、付き合えて良かったよ。でも、これ以上は一緒にはいられない。ごめんね。明日病室よったら帰るから。今まで本当にありがとう。



涼)わかった。俺のほうこそありがとう。辛いことがあったとき一緒に乗りこえられたかな?。最後に聞きたいんだ。



風華)うん。よく涼の家にきて、夜中にデートしたね。かなり歩いたり、あまり人が来なそうな道の影に隠れて、キスをしたり、抱きしめあったね。朝方にもどっては、涼は優しく私を包んでくれて、一緒に眠ったの覚えてるよ。



涼)明日帰るなら今夜も行こう。最後だから、いつもの場所に行って、それから寒さしのぐには深夜だから誰もいないけど、電気ついてるし、自販機あるガソリンスタンドでゆっくりして戻ろう。泣かないでくれよ、笑ってる風華が俺は好きなんだよ。



風華)ありがとう。嬉しい、初めて涼から言ってくれたね。私も涼の笑ってるときが好きだったんだよ。これからは一緒にいられないけど、離れても幸せになることを願うから。



涼)ありがとう。俺も願うよ。



ー深夜にデートをして、次の日、涼のお父さんのお見舞いをした後に涼とわかれて、私は家に向かった。



風華)涼、元気でね。リング返すね。涼からのプレゼント嬉しかったけど、今日から前に進むためにも、けじめつけないとだから。持ってたらいつまでもすすめなくなりそうだから。



涼)わかった。風華、いつもリングつけてくれてありがとう。ずっと忘れないよ。



風華)うん。私も忘れないよ。バイバイ。



風華side


涼、いつも私にそばにいてくれって言ったね。私はそのたびに涼に会いに行って、朝には帰るを何度となくしたね。わずかな時間だけど、涼の隣で眠るのが大好きだったんだ。くっつくの嫌がるからこっそりてを繋いでたんだ。私でなくても、涼を想ってくれる誰かと幸せになってね。