eternalsnow

ー二人の待ち合わせはいつも深夜だった。涼の最寄り駅までは1時間かかるため、夜に出かけてくと到着が深夜だった為、深夜デートが定番となっていた。



涼)ああ。近くなってきたらメールくれな。向かうから。



風華)うん。近くなったらメールするね。



風華side


私がこの話をしたら、涼はどう思うのかな?。寂しがりだから私いなくなっても頑張ってくれるか心配だけど、数日すごしてたなかで、ほとんど歩けないお父さんに紹介されたのはすごくすごく嬉しかったんだ。話すのは最後の日にする。一日でも涼との思い出作りたいし、泣いてる顔より、笑った顔を覚えててほしいの。涼、わがままでごめんね。どうか私の気持ちが届きますように。



涼side


なんだか風華、元気ないな。しきりに考えてるみたいだし、久しぶりに会えるから楽しみにしてたんだけどな。何となくダメになるような予感がする。俺は、風華すら守ってやれない。悔しいな、風華の笑顔が大好きだから笑ってほしいんだ。またカードをすれば笑ってくれるかな?



風華)涼へ。近くに来たから迎えにきてね。



涼)先に着いたら少し待っててな。



風華)うん。先に着いたら待ってるね。



涼)お待たせ。寒いから食べ物とカードを買ったら、家に行こう。



風華)そうだね、寒いね。少しトラップなど買わないとだし、あとブラックマジシャン高くなければほしいんだけどあればいいな。



涼)あるといいな。この前あげた二枚目のカードはドラゴンなかでは強いほうなんだ。



風華)そうなんだ。もらってからずっと大切にしてたからいかせるデッキにしないとね。