好きと嫌い


教室に着くともう周りはある程度のグループに固まっていた。けど私は梓ちゃん以外に親しくなった子がいない。梓ちゃんはまだ来ていないから必然的に私は一人椅子にポツンと座る事になる。


どうしよう。他の子にも話しかけた方が良いのかな。けど私とは明らかに系統が違う子ばっかりで話しかけづらいな~


「(伊能君は凄いな・・・)」


教室の中で1番盛り上がりを見せている集団の中の中心にいるのが伊能君だった。

男子も女子も伊能君の周りを囲んで楽しそうに笑っている。

何を話ているんだろう。楽しそうだな~

そんな事を考えながら伊能君達を見ていた。そうしたら


「・・・」

「!!」


伊能君と目が合った。