禁断の恋人達



「何それ?合コン相手の話?」



姉が鞠亜(マリア)兄が聖夜(セイヤ)となんともクリスマス気分の名前を親は私等に付けた。



「マジで何も覚えてないの?唯巫にそっくりなイケメンが居た事も?」


だから覚えてないから分からない。


“勿体無い”って言いながら帰っていった梨花





「記憶が抜けてる・・・大したことじゃないからいっか」




これが後に、家族も友人をも巻き込む大事件になるとわこの時の私は全くと言って気付いてなかった。














~数日後~




「初めまして、私AZUMAデパートの本社から来た東と申します」


「椎名と言います」


私達の目の前にはこの間抜き打ちに行った支店のデパートの社長が脂汗をハンカチで拭いながら済まなそうに頭を下げている。


「わざわざ本社からお越し頂きまこちょに恐縮です」


噛んだは


隣の梨花は吹き出しそうになってる。


「先日、書面でもお伝えした通りここのデパートだけクレームが多数有るという事で抜き打ちで監査させて頂きました」


開いた口が閉まらない様子の社長に梨花が吹き出した。