「初めまして、園遥歩(ソノアユム)です」


只今、定食屋でお昼を食べている


「東唯巫・・・です」


「椎名梨花で~す。やっぱ唯巫とそっくりね」


「小野稔(オノミノル)でっすぅ。俺も思ってた」


この前ナンパしてきた男も居た。


「唯巫さん体平気?」


この前の事かなぁ?


「病状が分からないって言われたけど平気かな?」


「何それ?謎の病?」


「なんで2人は知り合い?この前は全然だったよね?」


「何何何?梨花ちゃん俺に興味持ってくれた?」


梨花狙いかこいつ。


「馬鹿じゃん?」


んっ?梨花も満更でもないのか?


梨花の性格からしてどうでもいい人は無視。


「2人が来た時話したんだよ。なんか意気投合してさ」


「ココの定食なんでも旨いから・・・お嬢様の口に合うかわからないけど?」


「そこまでお嬢でもないよ?好きなのカツ丼だし」


梨花がバラした


「「カツ丼・・・」」


キョトンとしてる二人、そして大笑いした。


「お嬢がカツ丼かよ!!」


「・・・っ・・・クククククッ」


含み笑い!?


「おまちどう!うな重に唐定にざるそばにカツ丼です」


「「「・・・」」」


笑われたのは言うまでもなかった。






「あぁ~美味しかった~」


「また来てなお嬢ちゃん達♪」


「御馳走様でした」


伝票を持ったら


「唯巫、ここは俺が払うよ」


「男前な仕草いいけど、それは行為を持ってる相手にしたら?普通割り勘よ」


「じゃぁ払わせてね」


遥歩は会計を済ませた。