最恐少女 ~伝説の修羅再び~




そこには相変わらず端正な顔でこちらを見る蓮




「…なんですか?」


妙な胸の高鳴りを抑えながら、あたしは平然を装って彼を見つめる




蓮は校門の岩に背を預けたまま、静かに語り出した





「お前一体、何を隠してる?」