「お~い、今日の夜はななちん祝!お帰りパーティーをするぞ~!!」



「お、いいねえ。」






いきなりの翔と爽の言葉に、私はギョッとして両手を左右に振る。





「ちょ、いいよそういうの…!!」




顔を赤くする私に、みんながニヤリと笑う。




「何テレてんだよ」


「かっわいー」



「な…!」








「お前ら」



-バシッ!!



「いって!!」






私をからかう爽と遊を、蓮が容赦なく蹴り上げる。