ちくしょう… 完全に勝ち誇っているレオ。 この建物が存在する限り、レオは時間さえあれば何度だって人造人間を造れるんだ。 悔しさで、目元に涙が浮かぶ。 私が、もっと強ければ… ななが下唇を、強く噛んだとき、 「ざーんねん。」 「…え」 突然の蓮の言葉に、その場が一気に静かになった。 あんなに高らかに笑っていたレオの声が、波を打ったように静かになる。 そして視線は蓮へと向けられていた。