ゆらりと、ゆっくりとした動作で、 レオはななへと体を向ける。 その目は、床に散らばるガラスの破片のように鋭かった。 ななはまっすぐに、ただレオを強く見据えている。 レオは今までのように怒りを露わにする代わりに、 口元に不適な笑みだけを浮かべる。 ななはそれでも、視線を逸らすことなく… レオを見つめていた。 「よくもまあ、平然とオレの前に姿を現せたな。」