「この先に、カギが…?」 小さな問いかけに、カンナがコクリと頷いた。 そしてドアノブを捻ると、そのまま一気にドアを開放した。 「……」 開け放たれた先に広がったのは、ここへ来るまでも見たような、普通の研究室。 だが、今まで見たきた部屋の中ではかなり大きい。 ザッと見、二倍近くは広いだろうか…。 「あれがカギ。」 部屋の前で、カンナが人差し指をまっすぐにさした。 その先には、確かに銀色に光るカギが吊されてある。 だがそれよりも…