「にしても、李亜がこんなとんでもねー実験をしてたとはな。」
「…全くだ。」
若干あきれ気味の爽の言葉に、海が静かに頷く。
遊は1人、ノートパソコンのような物を取り出した。
開いた画面には、この建物の簡単な設計図が映し出されている。
「こんなもんまで用意できるなんて、お前ほんとすげーな。」
爽が遊の肩に腕を回しながら、パソコンの画面を一緒に覗き込む。
「機械の操縦に情報収集がオレの専門だからね。
よし、2人とも!次の部屋行くよ。」
「おうっ」
「…ああ。」
三人は長く続く廊下を駆け出して行った。
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