今まで、無断でどこかへ行くということはなかったはずだが… そもそも行く宛なんて、あるはずがない。 脱走したななを追ったのか…? いや、だがオレはそんな命令をカンナに出していない。 あいつはオレの言葉には絶対服従の女だ。 無断でそんな勝手なことをするはずがない。 じゃあ何でだ… 「えっと、それから…」 難しい顔をして考えこむレオに、 部下がおずおずと、再び口を開く。