それから月日は流れ、 今やレオは、李亜の頭としてここに立っている。 仲間を全て失い、レオの計画は儚くも朽ちていった …が、 その根源… 麻生 ななを レオは憎んではいなかった。 むしろ今は彼女のおかげで、 最強の軍団を手に入れることができたのだから… もうこれで、恐れるものは何もない。 あのときのように、 罵られることも、死ぬほど悔しい思いをすることもない。 オレに逆らう者は全て、抹殺すればいいだけのことなのだから。