そんな最強の族に、オレが…? 体に震えが走り、どうにかなってしまいそうだった。 だがそれは嬉しさから。 「…はい。入ります。」 これで、あいつらに復讐できる… 顔に出そうになる笑いを、レオは必死にこらえた。 そして騎兎に族入し半年後には… 『影の権力者』と騒がれるほど、 彼は進化していった。 これであいつらを、グチャグチャにできる… だが… レオのそんな企みは、 一瞬にして砕け散っていった。