「カンナ…もちろん私も、協力するよ。」 このままだと、たくさんの人が死んじゃうかもしれないんだ… 私たち2人の言葉に、カンナの目からはとめどめなく涙がこぼれていった。 「クールに見えて泣き虫だな。」 「うるさい」 「あははっ」 夜明けまで、残り四時間。 私たちは軽く睡眠を取ることにした。 蓮は別室で、 私はソファーに、カンナはその隣で毛布を被って横になる。