「お願い。レオを止めて。 あの人は、踏み入れてはいけない場所に、足を踏み出そうとしてる。 少しの失敗で…レオは今まで、たくさんの人造人間たちを殺してきた。」 カンナの言葉に、私はあの日のことを思い出しハッとした。 カンナと、初めて李亜のアジトに足を踏み入れたあのとき… 『うわああああああああああああああああああああ…!!』 「……」 あの悲鳴は、殺される直線の、 人造人間のものだったんだ…